Old phono EQ amplifier OPEA-02

大きく分けて古いフォノEQには2種類あり、
78回転のSPと33 1/3のLPに分かれますが、
私の考えではSPは蓄音機で聴くのがベストだと思います。
今回は古いLPの8割以上をカバーできるフォノEQアンプを作ってみました。
このフォノアンプは大変好評のRIAAフォノアンプRA-02Ver.6を
オールドフォノEQにも対応できるようにした物です。







RIAAカーブ統一以前の
NAB、COLUMBIA/LP、FFRRのEQも搭載できるフォノアンプです。

EQ部分の2個の抵抗値を変える事で、
RIAAを含めて4通りのEQカーブが作れます。



フォノEQカーブの違い
青線がRIAA、黒線がNAB、赤線がCOLUMBIA/LP、緑線がFFRRです。



COLUMBIA/LPはColumbia、Decca(米)等が有名で
結構採用されてるレーベルは多く、
確かマランツのModel7にもこのEQ(old LP)が選択できたと記憶します。
NABも最低域を除けばこのグループに入るかもしれませんが、
ここでは分けてみました。
FFRRはDecca(英)等が有名で
Deccaは色んなEQカーブの物を出してますが
これである程度カバーできます。



今までトーンコントロールで修正して聴いてた昔のLPが、
今回作ったアンプで正しい音で聴けるようになり
自分でもびっくりする位、新鮮な感動を味わいました。

下記はまだ回路だけですが、78からRIAAまでフルカバーするフォノアンプです。
2012年3月にテストしましたがディスクリートなら完璧になります。
ご期待下さい。



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